幸せな生活

幸せへのメタボリズム

内定複数社で迷った時に、間違わない選択をしないためにする事!!

今回の転職活動で6社内定が出て、2社に絞りどちらにするか考えている。

2つの会社は、組織型設計事務所、そして、大手ゼネコンです。

1つ目の組織型設計事務所は会社の中の半分が1級建築士で70名規模。様々な用途の建築物に携わっている有名設計事務所だ。場所は首都圏と3大都市の県の中心地。設計、監理を主な業務となる会社で、将来の独立を考えればとてもステップアップになる会社です。

給与も生活する分には十分な提示があったので、行けば生活はできそうだが、以下の点で問題も出てくる。

・引っ越しでお金がかかる。

・車の駐車場代で大体15000円もかかる。(広島は5000円~10000円)

・猫を飼えるほど家は広くはない。

2つ目は大手ゼネコン。高層マンションを主に手掛ける全国にある会社。

施工管理としての内定を受けてはいるが、将来的には設計にジョブチェンジ制度で移ることも可能。企業側の話では、この会社は施工管理がとても人気で施工管理からジョブチェンジをする人は少ないそう。それだけ、施工管理がしっかりとした体制がとられているのだと思います。広島県の今の場所で内定を頂いているので、引っ越しは特に必要にない、給与も安定している。福利厚生も充実し、資格支援制度も充実。ホワイト500と呼ばれる社員にやさしい企業である。勤務時間も16:30までと自分の自由な時間も確保しやすい。車も現状を維持でき、猫も一緒に居れる時間が多く取れるのもある。

問題点は以下の通り。

・全国展開している会社の為、広島に現場がなければ、他県に行く必要は出てくる。中国地方でお願いはしているが、転勤がある可能性があるという事。ただ中国地方での着工件数が一番多いので、比較的、近くでの勤務となると思う。

・様々な用途の建築に携わる機会は少なく、RC造の建造物なので、鉄骨造などは現状、部分的なところで使用しているが、建物すべてが鉄骨のものはないみたい。

簡単にはこんな感じ。

色々と考えている最中であるが、私だけのことで考えれば、前者はリスクがあるがわくわくすること、新しい人生が待っている気がする(直感的)現実的に考えれば、引っ越費用が掛かり、家賃は今よりは確実に上がる。休みの日の過ごし方は少し質素になるかもしれない。仕事の出来次第で、今の給与は上がるだろうが、下がることも可能性としてはある。そして、愛車のミニクーパを手放し、空といられる時間は限られてくることが心配。

一方後者はどうか。他県に行くのは問題は現状ない。出張先の住まいはすべて会社負担だからお金が苦しくなることもない。他県に行くと色々な所の風土を訪れることができるのもわくわくする。ただ一点。高層マンションや高齢者介護施設が多く、RCに特化している会社であるという事。よくよく考えれば、今まで、施主の住まいを通して木造に特化していた私の人生では経験はどちらもしたことはない。前々職ではマンションはあるが5階建て程度なので10階を超えるものはなかったしそこでは、職人として働いていた。

新しいことを現場から学び、細かい事を理解した上で設計も経験できる。実は後者は住宅事業部もあるので、そちらでも今までの経験でも十分勝負できる。未知な部分と知な部分があり、新しいことを学ぶ面ではこちらも十分あるし「住まい」に関して言えば、自分のキャリアには幅ができる。また資格支援制度もあるため、理想の自分になるための支出を抑えることも出来る。そして将来のことを考えると、中国地方で仕事をすれば、そこの業者との付き合いの幅も広がり、メリットがある。

また現在はRCがメインであるが、500名を超えるゼネコンでは当然、企画事業部も存在し、時代に合わせて企業を繁栄させるために必要に応じて、鉄骨やSRCなどの工法も手掛けることや多用途の設計や施工管理の機会もあると思う。JVだってある。

そう考えると後者の不安要素も「将来性」を考えてみれば、規模も大きい為、それなりに優秀な社員が多い分、十分私のしたいことがやれる可能性を感じることができる。

一度に多くの設計、施工管理をするのは不可能なので、まずはマンションの施工管理を経験し、その後の展望はそれからの設計へのジョブチャレンジや、そこからまた別の会社へ行くことだって考えれば可能ではないかと考える。当然、その会社が居心地が良く遣り甲斐を感じられれば、そのままでいい。

今回ゼネコンの選考はとても厳しいものだった。7社受けてどの会社も、面接は2~3人程度で多くて2回。適性検査はほとんどなかった。

今回のゼネコンは、最初に広島の現場工事部長や人事をはじめ、6人の面接官と面接し1次審査(WEB面接)。その後結果を受け、適性検査、SPI、図形試験(2次審査)があった。その結果を受け最終の面接。ここでは中国地方を統括する社長をはじめ多くの役員と人事で5名との面接(3次面接)の流れ。そして結果を頂く運び。

今回受けた転職活動の中では一番多い工程だった。

その分評価されて内定を受けたということは、会社への適性も十二分にあると評価されたことになるし、多くの審査員の中で評価されたことで自信にもなった。

この選考をクリアし、難しい企業へ合格したその努力を無駄にしたくないという気持ちもある。

人生は仕事だけではない。もっと目先の企業の現状だけでなく将来も考え、自分の成長も考え、自分の将来を考えて、現状の周りの環境を考えて、会社を選ぶなら。。。

このブログを書きながら、気持ちがまとまった気がする。

書き出すことは頭で考え、考えたことを文章で更に考えるので、この方法はとてもお勧めだと思います。(やりながら気づいた!)

是非皆さまもやってみて下さいね!!