山口の名所を巡る旅
山口の名所はいくつもあると思うが、やはり一般的な情報雑誌で取り上げられるのはここではないだろうか。
・元乃隅稲成神
・角大橋
今日はここへ行ってきた。
・元乃隅稲成神社
風はそこそこで程よく、気持ちよかった。景色も綺麗で日曜日であった為、人でにぎわっていたが歩けないほどではなかった。
かなりの絶景ではあり、日本海の地平線が見えて美しいのは間違いないが、少し気になった点もあった。
それは崖の部分。
道は細く、人とすれ違う際に接触すると崖に落ちそうになる可能性があることだ。
子供と大人は常に一緒に手をつないで歩いたほうがいいし、高齢の方は一番上まではいかないほうがいい。足を踏み外して、崖に転落したらまず死ぬ。手すりはない。ただ手すりがあるとせっかくの景観が残念な感じになるのもわかる。
安全第一か、景観第一か、元建築の施工管理部部長の意見としてはどうしても安全管理を意識してしまう。
・角大橋
情報雑誌で見た通り、長い橋だった。ドライブとツーリングされている方が多く、近くの展望台に行くためのルートでもある。
橋を渡るとすぐに休憩所もあり、多くのカメラマンが、写真を撮っていた。
・展望台
展望台まで登るには300円の料金がかかる。。
幅800mm程度の階段を下りる人、上がる人が、行き交うため皆半身になり、「あっ、すいません。」の連呼だ。
上がれば日本海を一望できる、気持ちのいい景色。
高さ10mくらいが怖いと思うが、20mくらいになると逆に恐怖感は薄らぐ。
今日も一日とても楽しい、充実した日だった。
両親は長男の私にいろいろと昔から経験させてくれる。本当に感謝しかない。
いろいろなことにチェレンジして、いろいろなことに前向きになれるのもこの家族の存在も大きい。
遊ぶことが好きで、凝り性でな父。
遊びのレベルは必ずと言っていいほど常人を超えてくるA型の父に、テキパキと家事をしながらもどこかで天然の血が騒いでいるO型の母。
もう父も70歳。私は35歳。ちょうど倍だ。
70歳で日本海に向けてカヌーを漕ぎ80cmの鯛を釣ってくる父。凄すぎる。
私は海で死なないようにだけ祈る。本当にそれだけが怖い。
父の親は漁師、父は海技士と教諭免許を持ち、外航船をはじめ最後は某会社の船の機関長として勤めた。海の波や、魚の居場所は知り尽くしている。
母は看護士を持ち大きな病院で仕事をしていた。
私と姉をここまで育て上げ、今もかわらぬ愛で包んでくれる。
近隣に対しても毎日のように家で作ったパンや自家製味噌を持って行っている。
都会ではまず見られない光景。
明日はカヌーに乗せてもらう。
何度か昔乗ったことがあるが、それで釣りをするのは初めてだ。
もうしばらくここにいようと思う。